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10月, 2022の投稿を表示しています

エピソード84:○○の秋

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  やっと秋らしくなってきたと思えば、もう「おおの冷やい」と口について出る今日この頃。 10 月ってほんと中途半端な季節だと思う。だいたい高知は、一日の中でも寒暖差が激しいと来ている。朝はストーブでもいるんじゃないかという寒さなのに、真昼間になると今度は暑くてクーラーが欲しくなる。だから道行く人を見ても、ある人は分厚いジャケットにストールなんか巻いてるのに、ある人は半袖 T シャツにサンダル履きだったりする。この前見た 2 人連れの学生など、片方は学ラン、もう片方は半袖シャツの夏服だった。色んな意味で大丈夫かと思うのは、ワタシがおばちゃん目線で見ているせいだろうか?  さて。読者のみなさんにとって、秋といえば何ですか?読書、スポーツ、芸術、はたまた食欲。まあワタシなぞは一年を通じて食欲が失せることは無いし、読書だって活字中毒を自称するくらいなので、何もない時は電話帳や調味料のラベルだって読むぞ。芸術はと言うと、学生時代はこう見えて美術の成績は良かったものの、コンクールで賞を取ったとか言う華々しい経歴は無いため、今一つ何の役にも立っていないのが惜しまれる。スポーツに至っては、大学時代の体育の授業で(教員養成系だから必修だった) A から E まで組み分けされた内の E クラス、つまり運動オンチばかりが集まったクラスに入っていた。 A クラスが華麗にバスケやサッカーなどをやってる横で、私ら E クラスは「 2 人 1 組になり、間にボールを挟んで横移動」とか「フラフープを使って縄跳び」みたいなことばかり。極め付けは「山野歩走」という名のついた、大学の周りの山をそぞろ歩くという授業。みんなでだべりながら山道をお散歩とか、こんなのでよく単位取れたと思う。ちなみに A クラスは同じ授業でも、トレイルランニングみたいなことをやってたハズ。だってあっちは体育専攻がほとんどだもの(負け惜しみ)。  よし、今年の秋は山に行ってご飯食べながら絵を描いて本を読もう!すごい良い思いつきじゃないか ♪ これなら誰に聞かれても自慢出来るし(もはや目的を間違えている)。くれぐれも計画倒れにならないように、ね ⁉︎

エピソード83:サーカス

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  東京に住む弟家族が帰省してきたのきっかけに、今高知競馬場で開催されている「さくらサーカス」に行ってきた。正直サーカスなんて全然興味が無かったワタシ。 30 年以上も昔に来てたサーカスの記憶がうっすらあるものの、そんなに面白かった印象が無い(おいおい)。覚えているのは、やたら音がでかかったバイクの曲芸乗りと、「ケチャップリン」という名のピエロが出てきたこと、それとパントマイムのパフォーマンスでピカソのゲルニカを見たことくらいだ。だから今回も、しぶしぶ着いて行ったというワケ。  ピンクの巨大テントに入ると、賑やかな音楽と甘い香りのポップコーンに誘われる。 4 歳の姪は早速ポップコーンを買って貰ってた。奇跡的に正面すぐ近くのボックス席が空いており、そこにめいめいが腰かけた。盛り上がる音楽に合わせて手拍子を打っていると、なんだかワクワクしてきたぞ ⁉︎ さあ、いよいよ開幕だ!  初っ端から巨大な回転ブランコ(というのか?)で、スリリングなアクロバットが繰り出される。おお、これは期待以上だぞ。ヒヤッとする場面では、会場のそこここから悲鳴が。なんかパフォーマーも観客も一体になって、サーカスを盛り上げている。サーカスって、こんなに楽しいものだったのか!すっかり舞台に引き込まれてしまったぞ。ショーの合間には人をおちょくってばかりのピエロが登場し、みんな大爆笑。滑稽な仕草で上手に観客を巻き込みますね~。そうそう、ボックス席はイジられる可能性が高いのでご注意(?)を。目立ちたい方は進んでどうぞ♡  目を疑うような軟体技を繰り出す美女のパフォーマンスから、冷たい汗が止まらなくなるイケメン少年の天才的なバランス芸。最後はマッチョなお兄さん達の華麗な空中ブランコが、激しいランバダのリズムで鮮やかに決まり、サーカスは幕を降ろした。いやあ、ほんと来て良かったよ。セクシーなお姉さんにメンバーとの記念写真まで撮ってもらって、大満足!来年 1 月までやってますよ~。ぜひぜひ、ご覧あれ!

エピソード82:UFO 騒ぎ

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   2022 年 10 月 8 日の早朝、まどろんでいた私は父の声で起こされた。「起きちゅうかえ? UFO が飛びゆうで!」 … とても日常会話とは思えん。私が起きるより早く、イビキをかいていたはずの母がダダダとベランダに走った。「ほら、あれ見て!さっきからずっと飛びゆう」はたして真っ暗な空を見上げると、ぼんやりした白い光が不自然な動きを繰り返していた。スーッと斜めに降りたかと思いきや、急に向きを変えて猛スピードで浮き上がる。「さっきはすぐそこまで来ちょったで」父が興奮しながら言う。まあでも人間とは、不可思議なものを見ると何らかの理屈を付けたがる習性があるらしい。誰かがライトで照らしゆうがやないが?だの、ドローンとか飛行機かなんかやない?だの。しかしライトで照らしているにしては光の軌跡が見えないし、第一こんな早朝から空を照らす目的が考えつかない。それにあんな急角度で向きを変えたり急上昇するのは、とてもドローンや飛行機の動きではないぞ。とりあえずスマホで写真や動画を撮ってみたが、後で見返すとうっすらとしか写っていなかった。「いやあ、あんなが生まれて初めて見たねえ♡」大感激する父を横目に、私はあくびをしつつ布団へと戻って行った。  数日後。何気なく高知新聞の Twitter を見て、思わず声をあげた。先日の UFO の正体が分かったらしい。いよいよ未確認飛行物体が地球に襲来してきたか ⁉︎ ワクワクしながら記事を読み進めた私、意外な正体に拍子抜けした。あれは飛行物体でもなんでもなく、長浜にある競馬場でやってるサーカスのパフォーマンス用サーチライトだと!気象条件が重なって雲がスクリーンの役割をし、空に照らされるライトをいかにもそれらしく見せたんだってさ。これに一番がっかりしていたのは、もちろん一番喜んでいた父。まあ古希を過ぎても好奇心旺盛なのは良いことだ。っていうか、 Twitter はおろか、インスタや Facebook にも上げてた私が、本当は一番がっかりしてるのかもしれない。こうして我が家の UFO 騒ぎは幕を降ろした。幽霊の正体見たり枯れ尾花かあ、チキショー!

エピソード81:アルペンアウトドアーズ

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 今回の八彩帖は少し趣向を変えて、香川県宇多津町にある「アルペンアウトドアーズ」に行ってきたというリポート。訪れるのはこれで 2 度目である。初めて行ったのはオープンしたての時で、まだコロナが流行る前だった。その時は駐車場がいっぱいだった気がするけど、もう香川県人の中でのアウトドア熱は冷めたのか(?)、店内は余裕でガラガラだった。むうう、なぜコレを高知に作らなかったのかね ⁉︎  さてと。中は結構広く、さすがは郊外型の大型店という感じ。中央には巨大なドームテントが張られ、子どもの遊具が据えられている。その周りを取り囲むように商品が陳列されていた。入口入って左側はアパレル中心で、品揃えは豊富。ノースフェイスやパタゴニアなんかのお高めブランドが、高知では見たことないくらい並んでいる。あとは CHUMS とか grn 、シューズだと KEEN や teva なんかが置いてあった。なぜかオーシバルのコーナーもあって楽しめた。高知ではジーンズファクトリーとかによく置いてあるブランドですね(これまたお高め)。ちなみに私は NANGA のエコバッグを買った。ハイ、完全にミーハーです。  洋服ばかりに夢中になって、肝心のギアをろくに見ていないのだが(なんせ今のところ必要ない)、選ぶのに難儀するほど置いてある。 THOR のコンテナだけでも何種類もあった。なんとな~くオサレな人が持ってるイメージだけど、オサレでない私はコーナンとかダイキのコンテナで十分だ。とか言いつつ、 DULTON の小物を買ってしまった。だって高知に無いがやもん。ちょっとそそったのがご当地アルペン限定のシェラカップ。いやあ、ご当地モノとか限定モノに弱いんだなあ。すごいお値段だったから買わんかったぞ!エライ♡  結局こまごました物を沢山買うことになって、お金が羽根を生やして飛んでった。普段買えないイニックコーヒーまでゲットして、完全に自分へのご褒美。最後に LOGOS のガシャポンまで回してきて、大満足の一日でした。次はもっとお小遣い持って行こうっと ♪