エピソード86:桂浜

  つい最近、続けて桂浜を訪れる機会があった。リニューアルされてからは初めての来訪である。駐車場から浜の方へ歩いて行くと、なんときれいな建物に変わっているではないか!以前の桂浜の土産物屋といえば、恐ろしく古めかしい建物に、昭和感満載の「いやげ物」がホコリをかぶってたイメージ。さらに怖そうなおにーさんが、これまた怖い土佐犬なんか連れちゃって、とてもじゃないが進んで入ろうとは思わなかった(注:個人の感想です)。それが今ではどうだ。何もかもがすっかりハイカラになっており、県外からの観光客で賑わっている。おみやげも小洒落たデザインで、自由が丘で売ってると言われてもおかしくないくらいだ。コレ、高知県人的にはすごく嬉しいぞ。

 浜の方も遊歩道やトイレが整備されて、誰にでも自慢出来る観光地となっている。ベビーカーや車イスで入れる海岸ていうのは、ポイント高いですね。トイレだってウォシュレット完備。展望台に自販機もあって至れり尽くせり。早速展望デッキから海を見てみる。っていうか、あんなに白波が立ってるのに波打ち際ではしゃいでいる観光客は、相当危ないぞ。台風見物が趣味(?)の高知県人が沖へ流されたなんて話は聞いたことないから、県外から来た観光客にはちと強めに注意しちょかんとね。

 さて、この度おそらく40年ぶりくらいに桂浜水族館に入った。正直全然期待してなくて、入るのを躊躇したくらいだ。それがそれが、なんて面白いんだココ!思ってたより広いし、ユニークな読み物も沢山ある。何より生き物との距離が近い。トドなんか水槽の外へ出て芸を披露してた。あんな鼻息がかかりそうな近くで見たのは、もちろん初めて。アシカはおじさん(高知では有名なM田さん)に抱かれて、犬みたいに懐いてるし。アクティビティも餌やり100円、魚釣り300円と比較的リーズナブルで、4歳の姪は大喜びしていた。ワタシもカピバラに餌をやったぞ。あのヒト達は器用に食べますね。動物に餌をやるって、何でこんなに楽しいんだろ。また行きたいって思う楽しい水族館でした♪

 来春の連続テレビドラマ「らんまん」に向けて、高知の観光地も本気出してきた!やっぱり高知、サイコー♡



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