エピソード71:チョコミント

  夏になると、チョコミント味の製品が出始める。このワタシ、結構な「チョコミン党」である。爽やかな水色のパッケージに包まれたミント風味の新商品を見ると、買わずにはいられない。実は今も、キットカットのミント味をかじりながらコレを書いているのだ。口の中に広がるスーッとした心地良さ、たまらんね~♡しかし、世の中にはチョコミント味が嫌いだという種族(?)もいるんだな。彼ら彼女ら曰く「えー、チョコミントぉ?歯磨き粉の味やんか~」。っていうか、そんなキモチノワルイことを考えるから食欲が減退するんじゃないか(呆)。

 ところで、このチョコミント味。地域によって好き嫌いに差があるらしい。なんでも、西高東低で西日本がチョコミント嫌いの割合が高いそうな。ちなみに「チョコミント味のアイスが好きか」というアンケートの結果(アットホーム調べ)によると、日本で1番チョコミントが好きなのは北海道と宮城らしく、「はい」と答えた人の割合が過半数の54.8%だそう。そして「はい」の割合が最も少なかったのが、なんと大阪と高知の9.7%。ムムッ、高知県人はチョコミントが嫌いなのか⁉︎そういやあたしゃ大学生になるまで、チョコミント味を食べたことが無かったぞ。大学(注:宮城県です)に行って初めてチョコミントの洗礼を受け、その美味しさに目覚めたんだが。ん?アンケートの結果と矛盾無し⁉︎

 それにしても、なんか子どもの頃もチョコミント味を食べたような気がするんだけど。そうだ、「ココアシガレット」だ。駄菓子屋の「いのさんく」で買った、紺色の小箱。ガリっとかじったそれは、ココアとハッカがミックスされた柔らかな風味だった。チョコミントがまだ一般的ではなかったあの頃、涼しいハッカの風味はすごく大人の味に思えた。カランカランと音が鳴る缶入りドロップの白いハッカ味だって、子どもが食べてはいけないような気がしてた。何の抵抗も無くミントの清涼感を受け入れている今の自分は、はたして子どもの頃に思い浮かべていたような大人になれているだろうか?



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