エピソード48:流行歌

  去年のことだったか、「懐かしのメロディー集」というタイトルのCDを手に取った時のこと。懐かしのというから、てっきりフォークとかニューミュージックの類いかと思って見てみると、なんとスピッツとかGLAYのコンピレーションアルバムではないか‼︎これには恐れ入った。私の青春がもう懐かしの時代になっているなんて⁉︎こちらのイメージとしては、新御三家とかキャンディーズ、ピンクレディみたいな「ナウいヤング」にウケてた歌が懐かしのメロディーなのに(注:生まれる前です)。つくづく時代の流れを感じますね~。

 子どもの頃の話。マセてた子は、小学4年生くらいから流行りの音楽を聴き始めていた。その頃だと米米CLUBとか、プリンセスプリンセスとか(←時代)。遅れまくっていた私にゃ、音楽なんてちっとも関心が無かった。でもねぇ、コドモは残酷なんですヨ(なぜかおじさん口調)。「えぇえ、こんな歌も知らんがぁ⁉︎遅れちゅう~‼︎」とかって、イジワルするんですよねー(怒)。馬鹿にされるのは悔しいので、中学生からは興味も無いくせに流行歌の知識だけデータみたいに増やしてた。そのおかげか、アラフォーの今でも音楽を聴く癖だけは身についている。ちなみにお気に入りのアーティストは「THE ZOMBIES」と「avicii」‼︎…ジャンルが全然違うが、気にしない♪

 ところで『最近の音楽は~』なんてボヤく老人がいるけど、昔の音楽だってたいがいだったと思うぞ。「♪ウチの女房にゃ髭がある~」「♪ジンジロゲ~ヤ~ジンジロゲ~」なんてフザけた歌が流行ってたり(←いつの時代⁉︎)。「♪あのね~の~ね~」だとか、今じゃ放送禁止なんじゃないの⁉︎デュエットとかチークダンスなんて、いろんな◯◯ハラスメントに引っかかりそうだし。ここだけの話、中学生の頃話題になった歌で『ピエールとカトリーヌ』というのがある。とてもここで紹介できる歌詞ではないし、ましてや未成年が聞くような歌ではない(‼︎)。こんなキワモノが公共の電波に乗って流れてたとは、世も末だねぇ(確かに世紀末だったけど)。歌は世につれ世は人につれ。今年は誰が紅白に出るのかしらん♪




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