エピソード1:文旦

 文旦の相場はいくらなのか、ということを考えた土佐人は多いハズ(まるっきり私見です)。

某空港の土産物店では1個1,000円などという法外な値段を付けられており、のけぞった。

そりゃなんぼいうたち口どころか、手も足も腫れる。


    
ワタシらみたいなTHE・庶民は、いかにモノを安くたくさん買うかに命をかけている。

 スーパーなんかで売られている価格では買わないのがモットー。狙うは産直市や良心市!
 どんなにビュンビュン車を飛ばしていても、道端に安そうな市を見つけたらくるりと引き返す。

ワタシらみたいなTHE・庶民は、いかにモノを安くたくさん買うかに命をかけている。

後続車はさぞかし迷惑なことだろうが、そんなことを気にしてはいられない。

今にも崩れそうな市に積まれた文旦を、袋の外から数える。多ければ多いほど良し。

安ければ安いほどなお良し。
 とある産直市で見つけた文旦がすごかった。

最初は1袋に十数個入って300円だったのが、だんだん200円、ついには14個で100円にまで値下がりした。

もっともそんな文旦は、まるで温州みかんのようなシロモノだったが。たかが文旦、されど文旦。





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