エピソード80:月見山

  先日、香南市香我美町にある高知県立月見山こどもの森へ行ってきた。高知県人なら一度は訪れたであろう、アスレチックで有名なあの月見山である。私自身、本格的に遊びに来たのは子どもの頃以来だ。てっきりアスレチックは廃れたものだと思い込み、知人にも吹聴していたぞ(失礼)。アスレチック、リニューアルされておりしっかり健在です。結構親子連れで賑わってたのが、なんか嬉しかったなあ。意外と県外ナンバーのクルマも多かった。観光地として、しっかりその役目を果たしておるようです。

 さてそのアスレチックだけども、高知県の観光名所や名物がモチーフとなっている。私が一番好きだったのは「土佐の一本釣り」という名の魚釣りゲーム(もはやアスレチックではない)。今も変わらず残っていて、これだけやって帰った。だってもう身軽な子どもではない中年女がアスレチックに挑むのは、ハードルが高過ぎるんだもの。あの山道を歩くのでさえふうふう言っているのに、アスレチックなぞとんでもない。月見山にレスキュー隊が殺到しては困るので、今回(?)は見るだけにとどめておく。とはいえ展望台からの眺めは素晴らしいので、山頂まで登る価値は十分ありますよ。

 そういえば確かバブルの頃だったか。アスレチックとか巨大迷路が流行ったの、覚えていますか?高知では1988年に高知自動車道の南国~大豊間が開通したのを記念して、「土佐れいほく博」が本山町で開かれたんだが、もれなく私たち家族も祖父母を引き連れて行っている。そこに当時ブームだった巨大迷路があって、結構なお金を払って入場した記憶がうっすらあるぞ。ちなみにその時のチケットが今も残っているんだが、なんと高知県出身の漫画家である徳弘正也先生のイラストが使われているではないか!コレ、ファンでなくても垂涎の超貴重品ではなかろうか。某お宝鑑定番組に出したらどんなお値段がつくのか、ちょっと本気になってみたりして。

 話は月見山に戻る。これからの季節、散策するにはもってこい。ただ、ここは県立の公園なので草花などは持ち帰らないように。次こそはアスレチックに挑戦できるかな⁉︎



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